大型二種免許の取得は、自分自身の雇用に対する「保障」だと考えている
さて、後の学生生活は遊ぶだけになったボクですが、残り僅かな学生生活を自己投資に充てようと考え、資格諸々を今のうちに取れるだけ取得しておこうと思っています。
秘書検定やMOSなど、いろいろと取って損がない資格は沢山あるワケですが、ボクはそれらの括りからあえて飛び出し、確実に「物理的な空き時間」がないと取ることはできないであろう、大型二種免許+大型特殊免許+けん引免許の3点セットを取ることにしました。
ボクは晴れて就活を終了し、これからは社会人として働いていかなければいけないワケですが、就職後に付きまとってくる問題は「転職」だと考えています。
ボクは、いかように企業研究をした会社でも、その実態は働いてみないと分からないと考えていて、それが万が一ボクにどうしても「合わなかった」場合、早期の転職をする可能性があります。
そして、もし仮にそれがなかったとしても、今後キャリアステップを踏むにつれ、今の時代、転職はいつかかならず行う物であると考えています。
ボクの周りの社会人たちのなかで、転職を考えている人が二の足を踏む理由として挙げられているのが、やはり「転職をする時間がない」だとか、「転職活動中の資金がない」といった理由が非常に多いです。
その点、大型二種免許まで取得しておけば、万年人材不足である運輸業界にすぐさま飛び込め、尚且つそこそこの収入が保障されているわけですから、ある程度の生活の保障がされるようになるわけです。
ボクはそれを、自分自身に対する雇用の「保証」であると考えていて、そこからゆっくり考えていけばいいかな、と考えています。人生はとりあえずアクションを起こせばなんとかなると考えているので、そのきっかけづくりに役立てたいと思っています。
将来、大型車は自動運転になり、大型免許が不要になる時代もそう遠くはないだろうと感じますが、それでもまだしばらくは先の話であり、ボクがいい歳になるころなのではないかな、と踏んでいます。
もっと長期的な将来においては必要がなくなる、もしくは価値がなくなる可能性もありますが、それでも初期投資として数十万円と20日を支払えば、見返りに年収500万円ぐらいの仕事がしばらく保証される、と考えれば、かなり「割のいい」保険だということがおわかりになるかと思います。
なぜ大型二種なのか
運送業界、すなわちトラックドライバーとしての雇用を求めるのであれば、大型一種でもいいのでは?と考える読者の方もいらっしゃると思いますが、敢えて二種を取る理由は完全に自己満足です。
大型二種を取得して運行できるものはバスぐらいしかありませんが、大学を来年卒業する今の若者が、大卒で大型二種を持っているのは、ボクは単純に「面白い」と思います。
社会人になってから、もしかしたらそこから話の枝が伸びていくかもしれませんし、もちろん、雇用の保障という観点からも非常によいものだと思っています。
ボクはあらゆる人と話を進めるため、自分自身の知識を広く求める傾向にあり、それは知識から得ることが出来る外発的知的好奇心と内発的知的好奇心、これを活用することによって自分の人生の枝が増えると考えているから。
その為にはいろいろな知識を能動的に覚えていく必要があり、そのなかのひとつとしても、「大卒の若者」が「大型二種」というコンテンツはかなり珍しく、インパクトとしても残るのではないかと考えています。
それともう一つ、ボクは単純にバスが運転できるのがカッコいいと感じるから。
ボクの住んでいるところは、良く言ってもせいぜい地方都市と呼ぶのが精いっぱいなぐらいの街なので、移動は基本的に自家用車かバスを選択することになります。(都会のように近距離移動ができる地下鉄や路面電車などはもちろん存在していない、電車は基本遠くに行くためのものだ)
その中でもバスの運転手は、幼いころから車好きだったボクにとっては、「こんな大きい車を運転できるなんて…!」と、羨望のまなざしを浴びせる対象だったワケです。
その思想は今でも深くボクの心に根付いており、それを自分でもやってみたい、という好奇心のもとに動いています。
どこで取得するのか、そして費用はお世辞でも安いとは言えない….。
さて、取得すると決めたところで、簡単に話を進められるものではありません。
当初は日常生活との両立を図るために「通い」での取得を検討していましたが、ボクが住んでいる地域から通える範囲では「大型二種」単体での取り扱いすらないことが判明。やむを得ず、合宿免許で取得する方向に。
取得しようと考えている中で、探すのはやはりオンラインが中心。ファミリーマートで延々と流れている「合宿免許WAO」を利用し、教習所を探しました。
なぜ合宿免許WAOで検索したかというと、ボクの条件に合うなかで一番取り扱い教習所が多かったから。
というのもボクは今、法改正後の普通1種のMTを所持しているワケですが、そもそも普通1種からまとめて大型二種+大型特殊+けん引を取る例はまずないようで、そのようなプランを提供していない免許情報サイト、ひいては教習所が非常に多いのです。
その中でも合宿免許WAOにおいては、しっかりと普通車(MT)からの設定があり、なおかつ選べる教習所も豊富にあったので、サポートセンターと連絡をとりあい、無事に入校先を決めるに至りました。
ボクは夏季休暇中に免許を取得したかったので、必然的に入校時期を8月~9月で探していたワケですが、やはりその時期は普通車の合宿生が非常に多いようで、また、その人たちに向けて教習所の人員が割かれているらしく、ボクのように大型免許を取りたいと考えている人たち向けに対しては、そもそも割り当てがほぼないといった状況。(ちなみにボクが教習所探しを始めたのは5月末だったので、ボクが遅すぎたという可能性も十分にある)
空いていないと分かってからも何度か空き状況を調べていたところ、ちょうどたまたま希望日の空きが出来たので、即座に申し込み、晴れて予約完了となりました。
教習所は大手教習所系列で、費用はだいたい60万円といったところ。20日の教習代に宿泊し摂津料金ががあるわけですから、妥当と言えば妥当なわけですが、やはり学生にとってはかなり懐の痛む値段になります。(ちなみにこれでも安い方で、高いところは70万超えもある)
こういったご時世なので公共交通機関はなるべく使用したくないため、(公共交通機関で教習所に行くためには、必ず感染拡大地域を通る羽目になる)自家用車で教習所まで向かうことにしました。片道数百キロと、非常にハードなドライブになりそうですが、愛車と共にゆっくりと旅をしようと考えています。
ちなみに、教習所まで向かうにあたって、なぜか交通費が支給されるそうです。ボクは距離が遠いので規定内の満額が支給されるそうですが、それぐらいであれば最初から合宿料金をその分値引きしてくれたほうがありがたいな….
今後はウキウキしながら準備を進め、入校することになるわけですが、免許取得の過程もブログとして更新していこうと考えています。
個人的には東北は思い入れがある地であるため、再びその地を踏む事ができるのは非常に喜ばしいことです。
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